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columnvol.6

梅雨ダルを吹き飛ばそう!梅雨時もぐっすり眠る方法

最近、足がむくんだり、体がだるくなって、気分もどんより・・・。梅雨時の今、そんな風ではありませんか?

なぜそうなるのかと言えば、日本の梅雨はジメジメと蒸し暑いので、うまく汗が蒸発せず、体内に水分が滞るからです。すると、尿で排出しようとトイレの回数が増え、腎臓への負担が大きくなります。腎臓は尿を多くしたり少なくして、体内の水分量を一定に保とうとする働きがあるからです。

腎臓が弱っているときには、余分な水分を尿として排泄しきれず、体がむくみやすくなりなります。この季節は、しっかり汗をかくことと、腎臓のケアを心がけることがポイントです。

おすすめは“足湯”。足の裏は腎臓の急所とも言われている部分で、足湯をすると発汗を促し、足のむくみもやわらぎます。

  • <足湯の方法>
  • ・くるぶしがつかる深さのバケツを用意し、45度くらいの熱めのお湯を入れる。
  • ・イスなどに座って、両足を5~6分お湯につける。(ぬるくなったら差し湯をする)
  • ・両足を比べて、白っぽい方の足をさらに2分間つける。
  • ・出した足は、乾いたタオルでよく拭いておく。

足湯は腎臓のケアになるほか、頭痛、風邪、喉の痛み、胃腸不良、便秘などにも効果があると言われています。全身の血行を促して代謝を高めるほか、自律神経を安定させて、心身ともにリラックスすることができるので、眠る前にはおすすめです。

就寝時に、足のむくみやほてりを感じるときは、足を高くすると楽になります。クッションなどを、足が安定するように敷きましょう。一晩中乗せていると、足が冷たくなってしまうので、15分程度で外すようにしてください。

また、睡眠用の着圧ソックスを履いたり、ふくらはぎにカイロを貼って温めるという方法もあります。体液の循環を促すことができるので、足のむくみが軽く感じられるでしょう。(カイロは低温やけどに気をつけてください)

そして梅雨時は、「梅雨寒」と言われるような冷え込む日が時々あります。明け方に寒いと感じたときに、すぐに一枚プラスできるよう、眠るときには毛布やタオルケットを足元に準備しておくと安心です。

マットレスのジメジメした不快感をなくすには、朝起きたときにマットレスに扇風機で風を当てたり、日中に除湿機をかける、布団乾燥機を使うことが効果的です。寝室の湿度が高いだけでなく、睡眠中には汗をかくので、マットレスの生地には意外と湿気がたまっているからです。

最後に、もっとも体液の循環がよくなるのは、横たわっている睡眠中です。睡眠不足にならないように気をつけましょう。また、めぐりを促す寝返りをスムーズにできるマットレスなら、バッチリです!

睡眠環境プランナー三橋 美穂Mihashi Miho

寝具メーカーの研究開発部長を経て2003年に独立。全国での講演・執筆・個人相談のほか、ホテルの客室コーディネートや、寝具をはじめ睡眠関連事業のコンサルティングなども手がける。睡眠のスペシャリストとしてテレビや雑誌など多方面で活躍中。著書に「驚くほど眠りの質が良くなる 睡眠メソッド100」(かんき出版)ほか多数。

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